ふと、思い出した記憶

小さい頃の話。
家の近くに小さなお宮があった。
思い出した季節は、夏だった。そこで、夏休みに朝のラジオ体操があった。
そこには開かずの間が存在する。
正確には、開く日が決まっているだけなのだが、その日を知らなかった俺は、中に何があるのかと、不思議に思っていた。
それで、当時小学生だった俺は、いろいろなことを妄想したりした。
その結果、よく夢に怖いものを見るようになる。
それは今もよく見る夢なのだが、同じ内容を見たので、記録しとこうかと思った。

昔住んでいた家がその夢では舞台になる。昔の家は瓦屋根の昔ながらの和風な感じの家だ。縁側があって、猫がそこにまるくなっている。そういう感じの家。
夢は唐突に始まる。
何かに追われ、逃げているところから始まるのだ。
そしていつも俺は、家の中で逃げ惑うだけで、なぜか家から出ない。何に追われているのかもわからない。ただ、音が近づいて来るのでその音に戦々恐々として逃げ惑うだけ。

音が、それにしてもどんな音だったのか起きてしまうと全く思い出せない。
もしかすると声だったかも知れない。

そしていつも終わり方は足を背後からつかまれて、目が覚める。
何かにつかまれる感覚はあるがそれを確認する前に、目が覚める。

しかもこの年開け近くに見る事が多い。

そこでどういう意味なのかと考えてしまう訳で。

そこで、お宮の話が思い出される。
小さい頃、神主に白い人型の紙を貰い、肩などを撫でた後に川に流すというものをやったことがある。
それをやると何故だか、体が軽くなる。そういう記憶がある。時期は今ぐらいだった。

そして繋がってくるのが、「視える人」（職場で知り合った友人）が俺を見ると何かをいつも背負っているそうだ。それは「視える人」にも良くわからないものらしい。

正直、幽霊など信じない側の人間だ。でも、心のどこかではそれではおもしろくないから存在してほしいというのもあるが、やはり信じられない訳で。

そのことから、導き出されるのは、夢と「視える人」、背負っているものが関係するように思う。

しかも、兄弟揃って「仏」を扱う仕事に就いていたりもするからか、幽霊など出くわすこともあったりする。まぁ、俺と弟は疲れてるんだろうなぁ、と思って気にはしていないが。

そんなこんなで、オカルトにもちょっぴり詳しくなった。

で。

何が言いたいのかと言うと、最近疲れてるなって思うってことだけなんだが。


幽霊とかいるんかな？そう、感じる今日この頃です。。。